【スマホと授乳】「授乳中は目を合わせて」よりずっと大切なこと

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皆さんは産院などでこのポスターを目にしたことがありますか?

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出典:子どもメディア委員会|公益社団法人 日本小児科医会


これは日本産婦人科医会と日本小児科医会が連名で作成している啓発ポスターです。


「スマホに子守りをさせないで!」のタイトルとともに正しい授乳の仕方として赤ちゃんと目と目を合わせ、語りかけるよう促しています。


このポスター以外にも、育児書や育児雑誌では盛んに授乳中にスマホをいじらない・授乳中は赤ちゃんの目を見るということが書かれています。


私は娘が生まれたばかりのころ、この言葉にとても苦しみました。


そんなとき、検索からたどり着き、とても救われたのが↓このブログ記事。


www.pirikamam.com


あのときの私はこれを読んで思わず泣いてしまうほど追い詰められていました。


今度は私が書いているこの記事が、誰かの救いになればいいなと思っています。

授乳中にスマホは本当にNG?


授乳中のスマホを悪とする風潮がある中、今年1月、ある小児科の先生のツイートが注目を集めました。



このツイートは現在までに6,000件以上リツイートされ、8,000件以上のいいねがついています。


いかに世のママたちがこの問題に悩まされているかがわかりますね。


生まれたばかりの赤ちゃんとの生活は毎日が戦いでした。


授乳、オムツ替え、沐浴などの赤ちゃんのお世話に加え、家事や自分の食事、睡眠の時間も確保しなければなりません。


もちろんその間にも娘がグズれば抱っこであやして、外出なんてもってのほか。


自分の好きなことをする時間なんてまったくといっていいほどない日々。


そんなとき、スマホはもっとも手っ取り早い息抜きアイテムでした。


友人や家族と連絡を取り合ったり、SNSで同月齢の赤ちゃんを持つママとつながったり、子育てでわからないことを検索したり。


ときにはニュースを見たりネットショッピングやスマホゲームをしているときもありました。


ではなぜ授乳中にいじるのか?それは、授乳のときぐらいしか落ち着いていじれる時間がないからです。


「赤ちゃんと目を合わせて」なんて言いますが、実際赤ちゃんはおっぱいに夢中でうっとり目をつぶっていることがほとんど。


絶対に泣かず、腕の中で落ち着いていてくれて、家事をするのは不可能な数十分間


私にとっては一日に数回訪れるその時間だけが唯一心安らぐときでした。


それを禁止することは産後のママを追い詰めるだけだと思うのです。

罪悪感を抱く理由


授乳しながらスマホをいじっている間、私の胸は罪悪感でいっぱいでした。


「私ってダメな母親なのかな」と何度思ったことか。


冒頭でご紹介したブログ記事を見つけたときも、誰かに「スマホいじってもいいよ」と言ってほしくて検索をかけました。


そもそもなぜあのときそんなに後ろめたさを感じていたのか。


私はまだ娘とコミュニケーションを取ることができなかったからだと思います。


今だってきっと当時と同じくらいの間スマホを触っていて、その中には授乳の時間も含まれています。


でも、今の娘は振り向いてほしければ「ママ!」と呼ぶし、いじっているのが気にくわなければ私からスマホを奪い取ります。


こちらだって「パパから連絡きたから返しちゃうね」と伝えたり、「今調べものしてるからちょっと待って」とお願いしたり。


コミュニケーションが取れるようになってから、後ろめたい思いはほとんどなくなりました。


思い返せば私がスマホをいじるとき、頭の中はいつも娘のことでいっぱいでした。


「さっきできるようになったことを報告しなくっちゃ!」とメッセージを打ち
「今日撮ったかわいい写真を載せよう」とSNSを開き
「オムツかぶれってどうやったら治るかな?」とネットで調べ
「次はこんな服を着せたいな」とネットショッピング。


ゲームをしているときでさえ、娘の様子を見ながら「爪が伸びてきてるから寝たら切ろう」とか「肌着がサイズアウトしそうだな」とか思っていました。


きっとどのママも同じじゃないでしょうか?


いつだってこんなに我が子のことを思っているのに、<スマホをいじっている>という行為だけでなんだか悪いことをしているような気になってしまう。


それは、今腕の中にいる赤ちゃんがなにを考えているのかまったくわからないから。


無言の赤ちゃんを前にして「怒ってるのかな?」「寂しがっているかな?」と不安になってしまうだけ。


でも大丈夫。赤ちゃんには自分のことばかり考えてくれているママの愛がおっぱいを通じてちゃんと伝わっているはずです。

娘が1歳を過ぎた今思うこと


娘を産んで1年以上が経ち、娘との生活にもだいぶ慣れてきました。


そして思うことは、子育てには理想と現実がかけ離れている場面なんていくらでもあるということ。


「食事は3食決まった時間に」「おやつは手作りのものを」「飲み物はジュースではなく水かお茶」「テレビやDVDは観せず親子遊びを」「お風呂は就寝2時間以上前に」「毎日21時までには寝かせましょう」などなど、、、。


これらすべてを完璧にできている親なんていないんじゃないでしょうか?


もちろんそれが理想と言われるには理由があって、できる限り目指すことは必要かもしれません。


でもできないからって子どもへの愛情が不足しているなんてことは絶対にない!


スマホの問題も一緒です。


毎日毎日一日中子どもからのサインをすべて無視してスマホに夢中では成長に悪影響が出るでしょう。


でもきっとそんな人はほとんどいないですよね。


「授乳中は目を合わせて」という一言に込められたメッセージは、「きちんと子どもと向き合って」ということ。


ママが無理して外とのつながりを断って子どものお世話だけに集中しろということでは決してない。


「授乳中はスマホをやめなきゃ!」と必死になって余裕がなくなるぐらいなら、その時間で息抜きしたり情報収集したりして無理のない育児を続ける。


子どもにとっては授乳中にじっと見つめてくれることなんかより、ママが笑顔でいてくれることの方がずっと大事だと思いませんか?


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