ようやく秋らしい気候になってきましたね。
赤ちゃん時代は家の中にいることも多く絵本に季節感など求めなかった私ですが、娘の成長とともに「季節に合った絵本を読んであげたい!」という気持ちが芽生えてきました。
そこで、<もともと持っていた絵本の中で秋らしさを感じるもの>と<この秋買った季節もの絵本>を合わせて4冊ご紹介したいと思います。
『おつきさまこんばんは』
寝かしつけ絵本の定番『おつきさまこんばんは』。
お月さまが雲で隠れてしまい、だんだんと出てくる、という小さな子でも理解しやすい単純なストーリーです。
裏表紙のお月さまがあっかんべーをしているという遊び心も◎。
私は娘が1歳を過ぎたころに寝かしつけ用として買ったのですが、それ以来寝る前には必ず「読んで」と持ってきます。
季節を問わず読み聞かせられる絵本ですが、まんまるの月や落ち着いた色合いが秋を連想させますよね。
娘はさりげなくシルエットで描かれているネコを見つけて「にゃーにゃ」と言ったり、手をつないだ親子を指差して「ママ!〇〇(自分の名前)!ぎゅー」と言ったり、月以外の部分にも注目して楽しんでいるようです。
「秋にしか読めない絵本はもったいない…」という方におすすめです!
『やさい』
2冊目は、“食欲の秋”ということで『やさい』をセレクト。
表紙は秋にピッタリのかぼちゃですが、絵本の中にはかぼちゃは出てきません。笑
その代わり、畑で掘り起こされるさつまいも→八百屋さんに並んださつまいも→ホクホクの焼き芋が登場します。
お店で本物のさつまいもを一緒に見てみたり、絵本のイラストを見ながら実際に子どもと焼き芋を食べたり、と季節を感じる関わり合いができそうですね。
もちろん他にもいろいろな野菜が出てくるので、1年を通して楽しめる絵本です。
裏表紙には「2才~4才むき」とありますが、個人的には味覚が発達し食に興味を持ち始める1歳代から読んであげたい1冊です。
▼関連記事
blog.kottanmom.com
『ハロウィンのかくれんぼ』
秋の一大イベントと言えば、日本でもすっかり定着したハロウィンですよね。
「何か1冊ハロウィンがテーマのものを」と思ったのですが、本屋さんにはハロウィン絵本がたくさん並んでいて正直どれを買うかすごく悩みました。
結局、シリーズで集めていてどれも娘の食いつきのよいこちらに。
色と形から物の名前を当てる形式の型抜き絵本シリーズで、果物や動物などいろいろな種類があります。
シリーズ共通で色の名前にも物の名前にも英語表記が併記されているので、大きくなってからも英語教育に役立てられそう。
今回買い足した『ハロウィンのかくれんぼ』にはとんがり帽子、黒猫、かぼちゃ、おばけなど、街で見かける装飾にも使われるモチーフがたくさん登場します。
季節感が強いのでこの時期限定になってしまいそうですが、ハロウィンを知るきっかけになってくれればと思っています。
『おいもをどうぞ!』
最後は『おいもをどうぞ!』といういかにも秋らしいタイトルの絵本。
本屋さんの秋絵本特集コーナーに置いてあり、見本を読んでみて「ぜひ娘に読み聞かせたい!」と購入しました。
物語の冒頭でおいもをたくさん掘ったくまさんは、「ひとりでたべてはもったいない」とお隣のぶたさんに半分おすそわけします。
くまさんにおいもをもらったぶたさんは、今度はたぬきさんへ、たぬきさんもお隣のうさぎさんへ…という具合に、どんどん半分こしていくお話。
ちょうどこどもちゃれんじぷち(1・2歳向け)の11月号に「半分こ」に関するコーナーが入っているようなので、今の娘にあったテーマだと思いました。
ほっこりするイラストとストーリーで、読んでいる大人も思わず笑顔になってしまう、とても素敵な絵本です。
まとめ
秋に読んであげたいおすすめ絵本4冊をご紹介しました!
皆さんも秋を感じる絵本で“読書の秋”をお子さんと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
▼関連記事
blog.kottanmom.com
blog.kottanmom.com
blog.kottanmom.com