こったんママの育児日記

自身の経験をもとに出産・育児に関する情報を発信していきます。

TOEIC800点超えの私が今子どもにしてあげたい4つのこと

スポンサーリンク

f:id:kottanmom:20180725200502j:plain

私は幼児英語教育を受けず、ごく普通に中学校から英語を学び始めました。


それでも中学・高校ともになぜかずっと英語は得意科目で、高校生のときに受けた模試では偏差値80以上を叩き出したことも。


当然大学受験も得意な英語を生かし、配点が2倍になることの多い英文学科ばかりを受けていました。


そんな私ですが、英語について子どもには私と同じようになってほしくないと強く思っています。


今の私が英語教育について思うことをつらつらと書いてみたいと思います。

TOEIC高得点=英語ペラペラは嘘?!


まず初めに断っておきたいのですが、私は英語がろくに話せません。


海外旅行に行ってある程度の意思疎通を図ることはできますが、身振り手振りを交えてどうにかというレベルで「ペラペラ」というのには程遠いものです。


もちろん映画を字幕なしで観ることなんてできないし、児童文学であるはずの『ハリーポッター』シリーズだって辞書なしでは読めません。


世間では「TOEIC〇〇点以上」という基準で英語の得意/不得意を決めることがありますが、TOEICでわかるのはあくまで勉強としての英語の習熟度。


私は典型的な受験英語はできるけど使える英語力のない人なのです。


大学時代はまわりに帰国子女の子たちがたくさんいて、自分の下手くそな発音がコンプレックスになったし、


いざ海外に行って英語を話そうと思っても、正しい文法を意識しすぎてなかなか言葉が出てこないこともしばしば。


それどころか、得意なはずの読解でも「このtheはなぜついているのか?」とか「このitは何を指しているのか?」とかそんなことばっかり気になってなかなか先に進まない、、、。


やっぱり私は多くの日本人がそうであるように<英語を母語みたいに話せる人>に憧れてしまいます。

日本式英語教育からの脱却=バイリンガル教育ではない


では子どもにはバイリンガルを目指させるのかと言うと、それもまた違っていて。


以前↓こちらの記事でも少し書きましたが、私はバイリンガルに育てるには日常に英語を話す環境がなくてはならないと考えています。


blog.kottanmom.com


つまり、親が英語を話さない時点で本当の意味のバイリンガルにはなれないということ。


最近読んだ記事で、バイリンガル教育に熱心になる日本の親たちに苦言を呈していてとても共感したものがありました。


www.mag2.com


中でも一番印象的だったのがこの一文。

日本語と英語のように構造の違う言語を同時に動かすということは、MacOSとWindowsを同時に走らせるようなもの


なるほど。それはかなりの重労働だ、と妙に納得してしまいました。


それでも近年バイリンガル教育に力を入れる家庭が多いのは、私のように「自分が失敗したから子どもには母語のように英語を身につけてほしい」と願う親が多いからなのでしょうね。


私たちはどうしても「勝手にバイリンガルになれる帰国子女っていいなー」と思ってしまいがちですが、当の本人たちに言わせれば向こうで死ぬ気で努力した結果だそう。


バイリンガルになる必要性のない環境で無理にバイリンガル教育をしようとするのは親のエゴなのかも。

子どものためにしてあげたいこと


では結局私は自分の娘にどうなってほしいのか?


簡単に言うと私のような「英語を母語のように話すのがカッコいい!」という価値観を持たずに育ってほしい。


英語はあくまでコミュニケーションツール。ネイティブのように話せなくったって相手とコミュニケーションが取れればいいのです。


だから娘には<母語のように流暢に話せるようになる>ための幼児英語教育ではなく、<海外の人たちと円滑にコミュニケーションを取れる>ための土台となることをしてあげたいと思っています。

1. 英語に親しむきっかけをつくる


幼児教育の目的として「耳がいいうちにたくさん英語を聞かせて発音をよくする」ということはよく言われますよね。


我が家はこどもちゃれんじぷちEnglishを受講しているのですが、目的はネイティブの発音を聞かせることというより、楽しんで英語に触れてもらうことです。


▼教材の感想はこちら
blog.kottanmom.com


「普段話しているのとは違う言葉があるんだな」とか「なんだか日本語とはリズムが違うな」ということを遊びながら感じてもらいたい。


そうすることで、英語を単に教科のひとつとしてではなく、生きた言語として捉えられるようになると思っています。


それは将来、<完璧な文法で話すこと>より<自分の意図を伝えること>を優先できる価値観の土台になるはずです。

2. 異文化に触れる機会をつくる


先ほど紹介した記事に、

バイリンガル環境で子どもにふたつの言語を完全に習得させようとするのは、ふたつの文化をまるごと理解させようとすること


とあったのですが、これも私が子どもにバイリンガルを目指させない理由のひとつです。


例えば日本でもヒットした『ted(テッド)』という映画。


私は1も2も映画館で字幕で鑑賞したのですが、固有名詞の出てくるジョークの意味がわからず笑えない箇所がいくつかありました。


「この映画はきっとアメリカ人にとってはもっと面白いんだろうな」と思ったのを覚えています。


例え英語が堪能で字幕なしで観ることができたとしても、日本で生まれ育った人には本当の意味で理解することはできないのです。


それでも、「欧米では靴のまま家に入る」とか「宗教上の理由で肌を見せない服装をした女性たちがいる」とか、少なくとも<知識>として海外の文化を知っておくことはできる


そのために、海外旅行に連れて行ったり、将来的には留学させたり、と異文化に触れる機会をたくさんつくってあげたいと思っています。

3. 元の言語で作品に触れさせる


私は絵本や小説は書かれた言語で読むべきだと考えています。


理由は、韻を踏んでいたり、一語一語に微妙なニュアンスが込められていたり、と作者の意図が一番伝わるのは元の言語だから。


具体的な例は下記の『はらぺこあおむし』についての記事でも挙げています。


blog.kottanmom.com


そしてそれはなにも英語だけの話ではなく、できることなら『星の王子さま』はフランス語で読んでほしいし、『おおきなかぶ』はロシア語で読んでほしい。


映像作品も同様で、ディズニー映画はやはり英語で観てほしいですね。


もちろん日本の作品は美しい日本語のまま触れてほしいと思っているので、ジブリの英語版で英語学習をさせようとする親がいることには抵抗があります。


作品を元の言語で読んだり観たりすることは、その作品の文化的背景と言語をセットで感じられることだと思うので、先ほど挙げた異文化理解にもつながるはずです。

4. 言葉が伝わる成功体験を積ませる


少し前ですが、某バラエティ番組でタレントの出川哲朗さんが話す英語が学校の授業でも取り上げられていると話題になりましたよね。


連想ゲームのように、自分の知っている単語を並べただけの英会話ですが、コミュニケーションは取れている。


さすがにあれはひどすぎるなーとは思いますが(笑)、要はそれでも成り立ってしまうんですよね。


中学から英語を始めた私が「間違った英語で話すのは恥ずかしい」という価値観になってしまったのは、学習を始めた時点ですでに日本語はきちんと話せるようになっていたからなのではないかと思っています。


でも娘を育てていて思うのは、母語である日本語だって初めは間違いだらけだということです。


娘は日々新しい言葉を覚え、知っている語彙の中で一生懸命工夫しながら自分の意図を私たち大人に伝えようとしています。


そして伝わるととてもうれしそうな顔をしてくれる。


この成功体験を積み重ねながら少しずつ言語を習得していくのだろうなと思っています。


きっとこれは英語でも同じことで、「伝わった!」といううれしさは「正しく発音できた!」よりも断然大きいものであるはず。


だから親である私も普段から娘の言葉に対して「正しくはこうだよ!」ばかりではなく「言いたいこと、ちゃんと伝わってるよ!」という姿勢で接してあげたいし、英語でコミュニケーションを取る環境も経験させてあげたい。


もちろん、正しく話せれば話せるほど伝わる確率は上がっていくのだから、結果的には正しい発音・文法につながっていくと思います。


言葉はコミュニケーションを取るための道具なんだということをいつまでも忘れないでいてほしいです。

まとめ


以上が今私が娘の英語教育について考えていることのすべてです。


娘が大きくなる頃には日本の英語教育もすっかり様変わりしているかもしれないし、もしかしたらAIの発達で英語が話せる必要なんてなくなっているかもしれない。


そうだとしても、これら4つのことはきっと娘の財産になると信じています。


スポンサーリンク