こったんママの育児日記

自身の経験をもとに出産・育児に関する情報を発信していきます。

【ひとりごと14】子どものお絵描きと中年オヤジが撮った写真の共通点は何か

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最近、あるブログで紹介されていたことがきっかけで子どものお絵描きに関する本を2冊立て続けに読んだ。

普段こういった類の本はあまり読まないのだが、どちらも私にとっては心から読んでよかったと思える良書だった。


この2冊に出会って以来、娘のお絵描きに対する私の接し方にも少し変化があった。


『子どもの絵の見方, 育て方』によれば、現在2歳の娘は「なぐりがき」に後から「意味づけ」ができる発達段階なのだそう。


そこで、娘の描き上げた絵に「これなんだろう?何に見えるかな?」と聞いてみた。


悩んでいるようだったので、さらに踏み込んで「これ、ママには〇〇に見えるなぁ」と言ってみる。


すると、これまで「何描いたの?」と聞いても「まる」としか答えてくれなかった娘が「いもむし!」などと具体物を答えてくれるように。


その場の思いつきなのだろうけど、一度決めたら何度聞いても同じ答えなのがおもしろい。


一方『こころと頭を同時に伸ばすAI時代の子育て』の方では、「上手」という言葉を使って絵を褒めてはいけないということが繰り返し述べられていた。


言われてみればそれまでの私のコメントは1パターンで、いつも「上手だね~」と言っていた。


“「上手」を使わない”というのはなかなか難しいのだが、今は声かけのバリエーションを増やそうと努力している。


それからもうひとつ、どちらの本でも共通して触れられていたのが、“子どもの絵を鑑賞する”ことについて。


子どもの絵というのは、“誰かにその説明を聞いてもらう”ことによって初めて完成するものなのだという趣旨のことが書かれていた。


そんなことを意識し始めたタイミングで、馴染みの写真屋のオヤジが写真展をやるというので足を運んだ。


告知用のチラシにも載せられていた彼のイチオシは、海外で撮影したものと思われる家族写真。


自家用クルーザーの上で両親と2人の子どもたちが肩を組み、こちらを向いて微笑んでいる1枚だ。


この写真、正直私には“普通”に見えた。もっとキレイな景色を写した写真や技術を駆使して撮った写真がたくさんあるのに、なぜ選んだのがこれなんだろう?


そう思っていたとき、オヤジ本人が写真の説明を始めた。


「ここを見て!お父さんの履いている靴が、片方はスニーカーで片方はサンダルのままなんだ。日本人ならきっと写真を撮る前に履き替えちゃうでしょう?でも彼は、声を掛けたタイミングのそのままの姿でポーズを取ってくれたんだ。」


言われて初めて写真の中の父親に目をやると、確かに片方がサンダル履きのままだ。しかも足元にはこれから履かれる予定であろうスニーカーが転がっている。


それを聞いた途端、その写真がすごくおもしろいものに見えてきた。と同時に思った。“写真屋のオヤジが撮った写真も、ある意味では幼児のお絵描きと同じなのだ”と。


この体験のおかげで、“子どもの絵を聞いてやる”ということへの理解が深まったような気がする。


娘が自分の描いた絵を嬉々として説明してくれるようになるのが今から楽しみだ。


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