妊娠中って今までなんとも思っていなかったことが「これはやっていいの?」と心配になりますよね。
そのひとつがネイル。特にジェルネイルは簡単には落とせないのでやめ時を悩みがちです。
私は独身時代から常にジェルネイルをしていたのですが、妊娠7ヶ月のときにやめました。
今回は妊娠中のジェルネイルについてまとめたいと思います。
妊娠中のジェルネイルが危険な理由
いろいろと調べてみた結果、今のところジェルネイルをすることそのものがおなかの中の赤ちゃんに直接影響するというようなデータはありません。
つわり中にネイルサロンの匂いがダメになったりしない限りは、妊娠初期に妊娠に気づかずネイルをしていたからといって心配はないでしょう。
ではなぜ妊婦はジェルネイルを控えるよう言われるのでしょうか?
答えは“爪の色で体調を判断できなくなるから”です。
このことについて、つい最近現役産婦人科医の方がTwitterで呟いていて話題になりました。
救急にはマニキュアを落とす除光液が常備されていて、昔は救急室に運び込まれたら、すぐにマニキュアを落としていました。
— 産婦人科医 (@syutoken_sanka) 2018年7月2日
しかし、ネイルは簡単にはとれないので困っているようです。
体調急変のリスクの高い妊娠中は、突然の手術などを見越してネイルを落としておいた方がよいということですね。
妊婦のジェルネイルはいつまでにやめるべき?
ではこれまでずっとジェルネイルをしていた方が妊娠した場合、いつまでにやめればよいでしょうか?
明確にいつまでという決まりはありませんが、正産期と言われる37週(妊娠10ヶ月)以降はいつ赤ちゃんが産まれてもおかしくないのでネイルをオフしておいた方がよさそうです。
私の通っていたネイルサロンのネイリストさんたちも産休に入るまでは皆さんネイルをされていたので、妊娠9ヶ月ぐらいまではネイルをしている方も多いです。
私が妊娠7ヶ月でネイルをやめたのは、これまで4週に1回だった妊婦健診が2週に1回になるタイミングだったからです。
娘を出産した病院では入院時にはネイルを落とすよう言われていただけで健診では特になにも言われませんでしたが、病院によっては妊婦健診でネイルを落とすよう指導するところもあるようです。
ネイルをいつやめるかは自己判断ですが、万が一なにかあったときのことを考えると、早めに落としておいた方が無難ですよね。
産後のジェルネイルの再開はいつから?
産後はいつ頃からネイルを再開できるでしょうか?
ジェルネイルは爪が長くなりがちなので、赤ちゃんの肌を傷つけてしまったり、不衛生になって食事を与えるのに向かなかったりします。
また、ストーンなどのパーツが取れてしまい赤ちゃんの誤飲につながる心配も。
ですが、なるべく短く整えて清潔を保ちシンプルなデザインを心がければ、産後ママでもジェルネイルを楽しむことは可能です。
ネイルサロンでやってもらう場合は1~2時間ぐらい赤ちゃんを誰かに預けないといけませんが、いい気分転換にもなりますよね。
私は産後1ヶ月ぐらいのときに母に娘を見ていてもらい、フットのジェルネイルをしました。
特にどこかに出掛けるわけでもなく単なる自己満足でしたが、久々のおしゃれにとっても気分が明るくなりましたよ!
ハンドはまだ再開できていないのですが、1歳を過ぎて預けやすくなってきたこともあり、そろそろやりたいなと思っています。
妊娠中・産後のジェルネイルは自己判断で!
お酒やタバコ、カフェイン、飛行機などなにかと制約の多い妊娠中・産後のママ。
なんでもかんでも「ダメだからできない」で片づけるのではなく、ダメと言われる理由を知って納得することも大切ですよね。
リスクと対策を知った上でネイルのおしゃれを楽しみましょう!