こったんママの育児日記

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子供が野菜嫌いになるのはなぜ?原因と幼児期にできる対策5選

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親なら誰しも「自分の子供には好き嫌いなく育ってほしい」と思いますよね?


特に野菜は子供が食べてくれずに悩むことが多いもの。


私も2歳の娘に野菜嫌いになってほしくなくて、これまでいろいろなことを試してきました。


その結果、野菜が大好きな子に育ったので、その方法をシェアしたいと思います。


▼この記事を読んでわかること

  • 子供が野菜を嫌うのはなぜか
  • 野菜嫌いにしないために幼児期にできることは何か


子供が野菜嫌いになるのはなぜ?その理由とは

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日本では、「子供が嫌いな野菜」の代表格としてピーマンがよく挙げられます。


子供がピーマンのような苦い野菜が嫌いなのは、子供の味覚が生まれつき甘みや旨みをおいしいと感じ、苦みや酸味をまずいと感じるようにできているから。


これは人間にとって必須の栄養素(炭水化物・たんぱく質など)の味を好み毒や腐敗を感じさせる味を嫌うという、動物としての本能です。


“残さず食べる”ということももちろん大切ですが、子供が野菜全般に対して苦手意識を持たないためにも苦手な野菜を無理に食べさせることは避けましょう。


調理方法や味付けを工夫すれば食べられるのならそれで十分。味覚が発達するにつれ、自然と食べられるようになっていきます。


POINT 子供が野菜を嫌うのは本能
苦手意識を持たせないためにも無理強いしないことが大切!


野菜好きに育てるために幼児期にできる5つのこと


そうは言っても幼児期にすでに野菜全般が苦手だったり、緑色の見た目だけで食べてくれないという子もいますよね?


私自身子供の頃から好き嫌いが多く、大人になった今でも食べられない野菜がたくさんあります。


“娘には好き嫌いなくなんでも食べられる子に育ってほしい!”そんな思いからこれまでさまざまな工夫をしてきました。


そのかいあってか、現在2歳半の娘は野菜が大好き。絶対に食べられない野菜というのは今のところ一つもありません。


ここでは、私が実際に娘に実践してきた野菜好きを育てるための方法5つをお伝えします。

1. 野菜の絵本を読む


娘のお気に入りの絵本の中に、野菜を題材にしたものが2冊あります。


1冊目は『やさいさん』というタイトルの仕掛け絵本。


初めは地面から生えた葉の部分だけが見えていて、仕掛けをめくると「すっぽーん」と野菜が抜けるというお話です。


2冊目はその名も『やさい』


写真のようなリアルなタッチで、収穫前の野菜とその野菜がお店に並んだときの姿を見比べることができます。


私がこの2冊を買った理由は、どちらも野菜の収穫をイメージできる絵本だったから。


自分が食べているものがどうやってできるのかを知ることで、自然と野菜への愛着がわきます。


保育園や幼稚園での芋堀体験なども野菜に親しみを持つきっかけになりますよね!


1歳代で身近な野菜の名前をだいたい言えるようになったのも、この2冊の絵本とこどもちゃれんじのおかげです。


語彙の少ない幼児期には“名前を知っている”ことが興味を持つきっかけになることがあります。


例えば、娘は「アリ」という言葉を知って以来地面のアリを気にするようになったし、「おつきさま」を知ってから夜には空を見上げるようになりました。


これは食べ物に関しても同じで、名前を覚えた途端に食べてくれるようになった野菜もあります。


こどもちゃれんじの教材には食育につながるものもたくさんあるので、野菜に親しみを持つきっかけづくりになりますよ。



2. おままごとセットで遊ぶ

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1歳の誕生日に親戚にリクエストしたウッディプッディのおままごとセット


対象年齢は3歳からなのですが、娘は1歳代からずっとお気に入りです。


この商品の魅力は断面もリアルに描かれていること。


マグネット式なのでマジックテープのように真ん中に白い接着部分が来ることがなく、本物の野菜を切っているような感覚です。


まだ言葉がうまく話せない頃は、絵本を読み聞かせているとこの中から絵本に出てきたのと同じ野菜を持ってきてくれました。


絵で見た野菜を立体で見ることでイメージが膨らんだようで、料理に興味を持つきっかけにも。

3. 調理前の実物を見せる

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絵本やおままごとで名前を覚えた野菜は、なるべく実物を見せるようにしています。


スーパーで買い物をするときや料理の準備で冷蔵庫から取り出したときなどに、調理前の野菜を見せたり触らせたり。


「これが大根だよ!大きいね」とか「トマトとリンゴは絵だと似ているけど硬さが違うね」とか言うと、興味津々です。


さらに調理後に見た目が変わってしまうものは「これがさっきの大根だよ」などと伝えることで、元の姿をイメージできるようにします。


そのおかげか、娘は1歳半ごろには「だいこん、おいしー」とか「なす、べー(皮が噛み切れなくて皮だけ出す)」とか、ちゃんと理解して食べるようになりました。


娘の頭の中で、絵→おもちゃ→実物→料理が順番にリンクしていって、野菜に親しみを持ったようです。

4. 野菜ジュースを飲ませる


こどもちゃれんじぷちの親向け冊子に掲載されていた「野菜デビューを成功させる3つのコツ」には、“野菜飲料で「あれ?おいしい!」の体験を!”という項目がありました。

苦みや酸味をおさえた野菜飲料を飲み、「あれ?こんなにおいしいの?」という意外性を感じると、野菜への苦手意識が薄れて、固形物の野菜に挑戦する意欲も湧いてくるかもしれません。
出典:こどもちゃれんじぷち通信10月号


すでに野菜が苦手な子も、野菜ジュースでおいしいと思う経験をすれば食べれるようになるかもしれません。


娘は1歳代からこの「やさいジュレ」が大好物で、毎日飲んでいました。


私も味見したことがありますが、野菜の甘みをぎゅっと閉じ込めたような濃厚な味。


パッケージに野菜のイラストがたくさん描いてあるので、初めから娘にとって野菜は全て「おいしいもの」という認識だったようです。



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\親向け冊子には食育のヒントも/


5. 楽しい食卓にする


野菜嫌いにしないために一番大切なことは、野菜に対して悪いイメージを持たせないこと。


そのためにも、苦手な野菜を残していたときに「食べなさい!」と叱ったりせず見守ることが必要です。


無理に食べさせなくても大人が「おいしい~」と食べていると子供が興味を持って食べてみようと思うこともあります。


娘の場合は、初めて見た食材を警戒しているときに「〇〇(似た種類の野菜)のお友達だよ!こんにちは!」と自己紹介すると食べてくれることが多いです。


ピックや型抜きで見た目を工夫したり、料理を一緒に作ったり、とにかく子供が食事を楽しめる環境を作ることが野菜好きに育てる最大のポイント!


野菜をどうしても生で食べなければいけない理由はありません。色・食感・香りなど苦手だと思う部分をなくして食べられるようにしてあげましょう。


まとめ


子供が野菜を嫌うことが多いのは、本能的な部分が大きいです。


小さい頃から野菜に親しみを持って苦手意識を持たせずに育てれば、いつか必ず食べられるようになります。


今回ご紹介した方法をぜひ実践してみてくださいね!


  • 絵本で野菜の名前を覚える
  • おままごとでイメージを膨らませる
  • 実物を見せて食卓と結びつける
  • 野菜ジュースでおいしいものだとインプット
  • 野菜に対してマイナスの印象を植え付けない


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