私は予定日を1週間過ぎても子宮口が開かず、バルーンと陣痛促進剤を使用した誘発分娩で娘を出産しました。
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周りからの「まだ生まれないの?」攻撃や、助産師さんからの「運動しないからよ!」呼ばわりに悩まされた予定日後の1週間。
最後の最後まで「できれば自然に陣痛が来てほしかった」と思っていました。
でも、実は産後「誘発分娩でよかった」と思えたことがたくさんあって、今では遅く生まれてきてくれた娘に感謝しています!
今予定日を過ぎて暗い気持ちになっている妊婦さんたちに読んで元気になってもらえたら幸いです。
①誘発分娩ならプロがついていてくれる
誘発分娩で出産する最大のメリットは陣痛の一番初めから出産のプロである助産師さんが側にいてくれることです。
通常、お産のために病院に行くのは陣痛の間隔が短くなってから。しかも救急車は利用できず、タクシーや自家用車で向かうことになります。
母親学級での「あんまり早く来過ぎるなよ!」とでも言いたげな事前説明に、「そんな冷静に間隔なんて計れるもん?!」と内心ドキドキした覚えが。
実際バルーンを入れて陣痛がつき始めたときにまず思ったのは、「この状況で、間隔を計って病院に連絡して入院グッズを持ってタクシーを呼んで…なんて絶対無理!」ということでした。
でも誘発分娩のため入院していた私の場合、分娩監視装置で陣痛の波をモニタリングしてくれているので、私は痛みに耐えながらベッドに転がっているだけでOK。
しかもちょくちょく助産師さんが様子を見に来てくれるので、今の陣痛がどのくらいの段階のものなのか確認することができました。
初めてで陣痛の痛みがどこまで強くなるのか想像もできなかった私にとって、お産のプロが最初から最後まで側についていてくれたのはとても心強かったです。
②誘発分娩なら立ち会い出産の確率UP
旦那さんの立ち会い出産を希望している場合、誘発分娩ならたいていは入院した日かその翌日には出産とわかっているので都合がつきやすいと言えます。
私は午前中に健診→そのまま午後入院→翌日午後出産だったので、夫は2日間休みを取って陣痛の間も付き添ってくれ、無事に立ち会いもしてもらうことができました。
夫の仕事は急に抜けたりできないものなので、事前に予定がわかっていた分職場に迷惑をかけずに済んだようです。
「陣痛がきたときにたまたま出張中で間に合わなかった!」という話も聞くので、陣痛~分娩までを一緒に過ごせたのはラッキーだったと思います。
③誘発分娩なら医療保険が適用される
出産は病気ではないので、本来であれば産前産後の入院に医療保険は適用されません。
ところが、誘発分娩のための入院は<医師の指示による、処置のための入院>なので、加入している保険によっては保険金を請求できる場合もあります。
私は入院1日あたり1万円がもらえる入院特約に入っていたので、産後の入院期間も含めた7日分の計7万円をGET。
個室の使用料がちょうど1日1万円ぐらいだったので、その分がまるっと保険金でまかなえてとても助かりました!
誘発分娩の予定の方は、加入している保険の保障内容をもう一度確認してみることをオススメします。
④誘発分娩なら産休を長く取得できる
産前休業は出産予定日を基準に決めますが、産後休業は実際に出産した日を起算日として計算します。
つまり、出産が予定日から遅れれば遅れるほど産休の取得期間が長くなるということ。
もちろんそれに伴いもらえる出産手当金も増えるので、ちょっぴりお得な気分を味わえます。
誘発分娩のメリットまとめ
以上4つが私が誘発分娩でよかったと思うことでした!
出産予定日を過ぎるとまわりからのプレッシャーを感じたり、「早く赤ちゃんに会いたい!」と焦ってしまいますよね。
私も毎日毎日その時が来るのを待ち望んでいて、それなのに自然に陣痛が来なかったことが本当にショックでした。
でも、誘発分娩も立派な自然分娩。元気な赤ちゃんが生まれてくればそれでいいんです!
「メリットもあるんだ!」と前向きに捉えて、ぜひ明るい気持ちで出産当日を迎えてくださいね♡